数字で知るシリーズ①~⑤は、2010年に新聞広告に掲載したものです。

数字で知るエネルギー・環境問題 シリーズ4

日本のエネルギー消費量を3つの部門(運輸部門、民生部門、産業部門)ごとに見たとき、左の数字は、ある部門の1973〜2007年度の伸びを示しています。さて、どの部門でしょう?

ちなみに、アの「運輸部門」は2.0倍に伸び、ウの「産業部門」は1.0倍と、ほぼ横ばいなんだ。

【解説】
日本では、1970年代の石油ショックをきっかけに徹底した省エネルギーが進められました。
その結果、産業部門では経済規模が大きく拡大したにもかかわらず、エネルギー消費はほぼ横ばいで、世界でも最高水準のエネルギー利用効率を達成しています。
一方、家庭・オフィスや運輸関係のエネルギー消費は大幅に増加しています。
その理由は、快適さや便利さを求めるライフスタイルの変化、世帯数の増加、電気製品の大型化、オフィスのOA化の進展、自動車の保有台数の増加などによるものです。民生・運輸部門で、さらなる省エネルギーに努めるとともに、化石燃料依存度を下げてCO2排出量を低減するため、原子力や新エネルギーの導入拡大が必要となっています。

民生・運輸部門で増加している日本のエネルギー消費

[出典]
*資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」、(財)日本エネルギー経済研究所「エネルギー・経済統計要覧」より

日本の一次エネルギー供給の推移

[出典]
資源エネルギー庁「エネルギー需給実績(確報)」他
「数字で知るエネルギー・環境問題シリーズ④ 」は、
中国新聞朝刊 2010年8月14日に掲載しました。
新聞広告をPDFで見る
Copyright(c) 2005 Chugoku-Chiiki Energy Forum